白だしは、日本のキッチンに欠かせない調味料の一つです。
これ一本で料理の味がぐっと引き立ちます。
今回は、特に鍋料理に役立つ白だしを使った鍋つゆレシピを3つ選んでご紹介します。
鍋つゆに変化をつけたい方は、是非、参考にしてみてください。
白だしを使えば、簡単に家庭でもプロの味が再現できますよ。
白だしを活用!手軽に楽しむ絶品鍋つゆレシピ3選
白だし一つで完成する、シンプルながら美味しい鍋つゆレシピを3つご紹介します。
春菊を使ったさっぱり鍋から、鶏塩鍋、そして大根を主役にした鍋まで、それぞれの特徴を活かしたレシピを詳しく見ていきましょう。
これらのレシピで、普段の食卓に新しい味わいを加えてみませんか?
春菊をふんだんに使った爽やか白だし鍋
春菊の香りが食欲をそそる、栄養満点の白だし鍋をご紹介します。
シンプルながらも深い味わいのこの鍋は、お好みでさまざまな野菜を加えてアレンジ自在です。
<材料>2人分
○鍋つゆ白だし 大さじ6
○水 5カップ
○とうがらし 1本
○しょうがの皮 少々
○塩 少々
○春菊 100g
○鶏もも肉 1枚(200g)
○お好みの野菜 適量
<作り方>
○春菊は4~5cm幅に、鶏もも肉は一口大にカット。お好みの野菜も食べやすいサイズに切ります。
○鍋に鍋つゆの材料を全て入れ、沸騰したら鶏もも肉を加えて蓋をし、弱火で10分煮みますが、この時、お好みで野菜も加えてください。
○アクを取り、春菊を加えた後、塩で味を調整し、さらに5分煮ると完成です。
シンプルで美味しい!鶏塩鍋のレシピ
鶏肉の旨みがギュッと詰まった鶏塩鍋は、家族全員が楽しめる一品です。
材料が少なくても、白だしの力で格別の味わいに仕上がります。
簡単で美味しい、鶏塩鍋の作り方をご紹介します。
<材料>2人分
○鍋つゆ 水500cc
○液体塩こうじ 50cc
○みりん 大さじ1
○白だし 小さじ1/2
○鶏もも肉 1枚(200g)
○水菜 1/2束
<作り方>
○鶏もも肉は一口大に切り、水菜は3~4cm幅に切ります。
○鍋に鍋つゆの材料を全て入れて煮立てた後、鶏もも肉を加えます。
肉が白くなったら、水菜を加えてさっと煮れば完成です。
大根が主役のほっこり白だし鍋
大根の甘みと柔らかさが引き立つ、白だしベースの鍋です。
寒い日にぴったりの一品で、大根が旨味を吸収して絶品になります。
こちらも簡単な作り方でご紹介します。
<材料>2人分
○白だし 50ml
○鶏手羽元 10本
○大根 1/2本
○小松菜 1/2袋
<作り方>
○鍋に手羽元と水を入れて煮立たせ、アクを取ります。
○大根は5mm幅のイチョウ切りにし、鍋に入れて白だしを加えて煮ます。
○小松菜はざく切りにして、食べる直前に鍋に加えて完成です。
バリエーション豊か!白だし+味噌で作る鍋つゆレシピ
白だしだけではなく、味噌を加えることで一層深い味わいの鍋つゆが楽しめます。
今回は、「白だし+味噌」を使った鍋つゆレシピを2つ、特にお勧めのレシピをご紹介します。
味噌の豊かな風味が、寒い日に体を温めてくれること間違いなしです。
コク深い味わい!絶品味噌ちゃんこ鍋
濃厚でコクのある「白だし+味噌」を使った味噌ちゃんこ鍋は、寒い日にぴったりの鍋料理です。
具材と味噌の組み合わせが絶妙で、体を内側から温めてくれます。
<材料>2人分
○鍋つゆ 白だし45ml
○味噌 大さじ1.5
○にんにくのすりおろし 小さじ0.5
○しょうがのすりおろし 小さじ0.5
○水 500ml
○鶏もも肉 1枚(200g)
○木綿豆腐 1/4丁
○油揚げ 1枚
○白菜 1/8株
○長ねぎ 1本
○しいたけ 2枚
<作り方>
○鶏肉、豆腐、油揚げをそれぞれ適切な大きさに切り、白菜と長ねぎ、しいたけも食べやすい大きさに切ります。
○鍋に鍋つゆの材料を入れ、味噌をしっかり溶かしてから一煮立ちさせます。
○具材を加え、中火で煮込みます。具材が柔らかくなったら完成です。
中華麺を加えると、さらに豪華な一品になります。
シャケと白菜の温まる味噌鍋
新鮮なシャケと白菜を使った、シンプルながら味わい深い味噌鍋です。
白だしと味噌の組み合わせが、鮭の風味を引き立て、冬の寒さを忘れさせてくれる一品に仕上がります。
<材料>2人分
○白だし カップ2+1/2
○酒 大さじ2
○味噌 大さじ3弱
○シャケ(切り身) 2切れ(200g)
○白菜 1/4
○ねぎ 1/2本
<作り方>
○白菜は葉と芯に分け、葉は3cm幅に、芯は3cm幅のそぎ切りにします。
ねぎは1.5cm幅の斜め切りにし、シャケは2~3cm長さに切ります。
○鍋に白だしと酒を入れ、中火にかけます。
煮立ったら、おたまに味噌を入れ、煮汁を少量加えて菜ばしで溶きながら鍋に加えます。
○シャケと白菜の芯を加え、再び煮立ったら弱火にし、蓋をして約10分煮ます。
白菜の芯がしんなりとしたら中火にし、白菜の葉とねぎを加え、さらに3~4分煮て完成します。
風味豊かな一皿!白だし+ごま油の組み合わせ鍋つゆレシピ
白だしにごま油を加えることで、香ばしさとコクが増す鍋つゆレシピを2つご紹介します。
ごま油の香りが食欲を刺激し、普段の鍋に新たな味わいを加えてくれます。
シンプルながらもインパクトのある味の変化を楽しんでみませんか?
ご飯がすすむ!豚ともやしのごま油風味鍋
豚肉ともやしの組み合わせにごま油を加えることで、一層の風味と満足感が得られる鍋です。
シンプルな材料で作れるのに、ごま油が引き立てる味わいは、食事をより楽しいものにします。
<材料>2人分
○ごま油 50ml
○白だし 25ml
○水 175ml
○豚バラ肉 150g
○塩 少々
○もやし 1袋
○しめじ 1パック
○チンゲン菜 1株
<作り方>
○豚肉は5cm幅に切り、塩をふります。
しめじは石づきを切り落としてほぐし、チンゲン菜は4等分に切り、長さを半分にします。
○鍋を中火で温め、ごま油を入れます。
ごま油が温まったら豚肉を入れて炒めます。
色が変わったら白だしと水を加えます。
○しめじ、チンゲン菜、もやしを順に加えて煮ます。
もやしは最後に加えることでシャキシャキ感を保ちます。
香り豊かな!きのことごま油の絶品鍋
健康的でコストパフォーマンスも良い、きのこのうまみが詰まったごま油鍋です。
さまざまな種類のきのこと豚肉を使い、ごま油の香りが食欲をそそります。
<材料>2人分
○白だし 50ml
○水 350ml
○豚バラ肉 150g
○もやし 1袋
○豆苗 1パック
○しめじ 1パック
○まいたけ 1パック
○エリンギ 1パック
○ごま油 大さじ0.5
<作り方>
○豚肉は5cm幅に切ります。
しめじとまいたけは石づきを落として小房に分け、エリンギは4等分に切ります。
豆苗は根元を切り落とします。
○鍋に白だしと水を加えて火にかけ、沸騰したら豚肉、しめじ、まいたけ、エリンギを加えます。
○全ての具材が火が通ったら、もやしと豆苗を加え、最後にごま油を回しかけて完成です。
新たな味わい!白だし+豆乳で作るクリーミー鍋つゆレシピ
白だしの旨味と豆乳のまろやかさが絶妙に組み合わさった、クリーミーな鍋つゆレシピをご紹介します。
この冬、美容と健康にも配慮したヘルシーな鍋で、寒い日も心も体も温めましょう。
豚バラと冬野菜のクリーミーな豆乳鍋
栄養豊富な冬野菜と豚バラを使った豆乳鍋は、寒い季節にぴったりの温かい料理です。
豆乳のクリーミーさが、白だしの深い味わいと合わさり、冬の夜長を彩る一品になります。
<材料>2人分
○白だし 200ml
○調製豆乳 1000ml
○豚バラスライス 200g
○長ねぎ 1本
○かぶ 2個
○えのき 1パック
○春菊 1/2束
○白菜 1/6個
<作り方>
○豚バラ肉は一口大に切ります。
○白菜、長ねぎ、かぶは適切なサイズに切り、えのきは根元を切り落とし、ほぐします。
春菊は葉っぱだけを使用します。
○鍋に白だしと豆乳を入れて温め、切った野菜と豚バラを加えて煮込むと、美味しくヘルシーな鍋が完成します。
まとめ
○白だしを使った鍋つゆレシピとして、「春菊でさっぱり白だし鍋」「シンプルで美味しい鶏塩鍋」「大根が主役のほっこり白だし鍋」の3つを紹介しました。
○白だしに味噌をプラスした鍋つゆレシピとして、「コク深い味わいの味噌ちゃんこ鍋」「冬にぴったりのシャケと白菜の温まる味噌鍋」の2つを紹介しました。
○白だしにごま油をプラスした鍋つゆレシピとして、「ご飯がすすむ豚ともやしのごま油風味鍋」「香り豊かな秋の味覚きのことごま油の絶品鍋」の2つを紹介しました。
○白だしに豆乳をプラスした鍋つゆレシピとして、「冬のごちそう豚バラと冬野菜のクリーミー豆乳鍋」を紹介しました。
白だしはアレンジ次第で様々な鍋つゆレシピに活用できる万能調味料です。
あなたも、白だしを使って鍋料理のレパートリーを増やしてみてください。
心も体も温まる美味しい鍋料理を楽しんでくださいね!