最近、メルカリで不用品を売る人が増えていますが、低価格で出品し過ぎてしまい、結果的に送料を考えると赤字になってしまうケースが見受けられます。
送料は売上から差し引かれるため、赤字になった場合の具体的な対処法や、メルカリ側からのペナルティの有無が気になるところです。
今のところ、メルカリからペナルティを受けることはありませんし、出品者が負担するコストも発生しませんが、将来的には留意しておきたい点があります。
この記事では、メルカリで売り出して赤字になってしまった場合の対応策と、なるべく送料を抑えるコツを紹介します。
メルカリでの出品!販売価格が送料を下回った時の対応策
メルカリでの出品時には、手数料や送料を考慮した適切な価格設定が重要ですが、時には、何としても早急に処分したいという理由で、商品価格を送料以下に設定してしまうことがあります。
このような場合、送料の不足分はメルカリ事務局が負担してくれるため、出品者の負担は発生しません!
商品は購入者に問題なく配送され、メルカリ便を利用する際には発送窓口での支払いは不要です。
販売利益から自動的に送料が引かれ、初めて赤字であることに気づく出品者も少なくありません。
出品前に商品のサイズを確認し、送料がどれくらいになるかを事前に調べ、適切な販売価格を設定することが、赤字を避けるための鍵です。
送料の赤字でもペナルティはなし?メルカリでの取引注意点
もし意図せずに何度も送料の赤字を出してしまった場合、ペナルティを受ける可能性が気になるところですが、メルカリにおいては赤字取引が発生してもペナルティを受けることはありません。
メルカリの公式ガイドラインにも、赤字取引に対する明確な罰則は記載されていないようです。
ただ、事務局が負担をしてくれるからと言って繰り返しの赤字取引を行うのは、モラルに反する行為と言えます。
利用者としては、赤字にならないように注意を払い、適切な取引を心がけることが大切です。
メルカリで赤字が確定した後のキャンセルは可能?
商品が売れた後に、実際には赤字であることに気づいた場合、キャンセルは可能でしょうか?
答えは「はい」ですが、キャンセルを実行するには、出品者と購入者の双方の同意が必要になります。
しかし、一度キャンセルされた商品は再出品ができなくなること、そして不足分はメルカリ事務局が負担してくれるため、出品者にとっては赤字取引がそれほど大きな損害とはなりません。
出品者側の都合で取引をキャンセルするよりも、たとえ利益がゼロであっても取引を完了させる方が、お互いにとって手間がかからない解決策となります。
購入者に迷惑をかけずに済む上に、メルカリのキャンセル申請フォームを通じて、相手との合意のもと手続きを行えば、スムーズにキャンセルが可能です。
メルカリ利用時の送料削減テクニック
赤字取引を避け、なおかつ利益を最大化させるためには、送料をできるだけ低く抑えることが鍵となります。
幸い、メルカリではさまざまな発送方法を利用でき、商品の種類やサイズに応じて最適な方法を選ぶことが推奨されます。
例えば、カード類や軽量の小物は、ミニレターや普通郵便での発送がコスト効率が良いですし、本や薄手の衣類には宅急便コンパクトやゆうパケットが適しています。
一方で、大きな商品、例えば120サイズを超えるものは、らくらくメルカリ便(宅急便)が唯一の選択肢となります。
大きな家電や家具など、梱包と発送が大変な商品の場合、全てを代行してくれるサービスの利用も選択の価値があります。
メルカリのガイドや、郵便局、ヤマト運輸の公式サイトでは、具体的なサイズや料金に関する情報が提供されているため、事前にチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
インターネットを通じて誰もが簡単に商品を売買できる現代において、メルカリは非常に便利なツールです。
しかし、不用品を安価に売り出すことで手数料や送料の負担により赤字になるリスクもあります。
現在はメルカリ事務局が赤字分をカバーしてくれるため、出品者が直接的な負担をすることはありませんが、利用者としては、赤字取引を避けるための配慮が求められます。
赤字になる可能性があるという懸念がある一方で、ペナルティを心配する声もありますが、今のところメルカリ側からのペナルティはないとされています。
それでも、販売価格の設定に際しては送料も含めた適切な価格を検討すること、また送料をできるだけ安く抑える方法を知っておくことが、賢い売却術と言えるでしょう。
最適な送料オプションを選ぶことで、販売者も購入者も満足のいく取引が可能になります。
郵便局や配送業者が提供するさまざまなサービスを上手に活用して、効率的に商品を発送しましょう。