メルカリやその他のフリマアプリで商品を売る際、クロネコヤマトの「宅急便コンパクト」がお得かつ便利な送り方として人気です。
このサービスは、専用のBOXを使用し、一定のサイズまでなら低料金で荷物を送ることができるため、多くの出品者に利用されています。
ただし、送りたいアイテムが専用BOXの許容厚さ、つまり5cmを超えると、「もしかして宅急便コンパクトでは送れないのでは?」と思ってしまう方もいるでしょう。
実際のところ、インターネット上には「規定の厚さを超えても無事に送ることができた」という口コミや、「BOXに入れば何とかなる」と柔軟に対処する人たちの話も見られます。
そこで、宅急便コンパクトで送れる荷物の厚さの限界は実際にどの程度なのか、また厚さがオーバーした場合の対応策や梱包方法について、詳細にわたって調べてみることにしました。
宅急便コンパクトは「ふたが閉まればOK」?実際のところを探る
宅急便コンパクトを使った配送では、「ふたが閉まれば送れる」というのが一般的な認識です。
少しでも箱が膨らんでいたとしても、ふたをしっかり閉じることができれば、通常どおり配送することが可能です。
クロネコヤマトの公式サイトにも、「箱が著しく変形していたり、ふたが閉まっていない場合は、より大きなサイズの宅急便での対応となります」と記載されており、このことからもふたがきちんと閉まることが、宅急便コンパクトを利用する際の重要なポイントであることがわかります。
「著しい変形」という表現にはある程度の主観性が含まれているため、明確な基準を設けるのは難しいですが、実際には多少の膨らみであれば、配送の際に問題となることは少ないようです。
宅急便コンパクトには厚さ制限がないの?詳しく解説
宅急便コンパクトを使用する際、多くの人が疑問に思うのが厚さの制限です。
実は、宅急便コンパクトには、公式には明確な厚さ制限が設けられていないというのが実情です。
これは、通常の宅急便コンパクトも、薄型専用のものも同様で、重要なのは資材のサイズ内であること、そして最終的にふたが閉まるかどうかです。
たとえば、通常版の宅急便コンパクトでは、公式には高さ5cmまでとされていますが、これはふたが閉まる範囲内であれば、少しのオーバーは許容されるということになります。
薄型専用の場合には、コピー用紙100枚分の厚みが目安とされており、これが実質的な制限と考えられます。
このように、宅急便コンパクトの厚さに関しては、数値で厳密に計測されるわけではなく、使われる資材の範囲内で送ることができれば、基本的には問題ないとされています。
厚さ5センチ超えでも大丈夫?宅急便コンパクトでの送り方
宅急便コンパクトは、基本的には5cmの厚さまでの荷物を想定していますが、実際には5cmをわずかに超える荷物でも送ることが可能な場合があります。
実際に1cm程度のオーバーなら、問題なく送れた例もあります。
これは、ふたがしっかり閉まれば、多少の厚みのオーバーも許容されるためです。
しかしながら、2cmや3cmといったより厚みがある場合には、ふたが閉まらず、送ることができなくなる可能性が高くなります。
この点は、以前のセクションでも触れた「ふたが閉まるかどうか」が重要な基準になるという事実を裏付けています。
もし厚みのある荷物を送りたい場合は、前もってヤマト宅急便の営業所に確認することをお勧めします。
営業所では、荷物のサイズや厚みに応じた最適な送り方をアドバイスしてくれます。
宅急便コンパクトでテープ固定は許される?正しい使い方
宅急便コンパクトを利用する際に、箱の開閉口をテープで固定することは適切なのでしょうか?
この疑問は、多くの配送サービス利用者の間でよく話題になります。
宅急便コンパクトの箱は本来、テープを使わずにしっかりと閉じる設計になっているため、基本的にテープは必要ありません!
しかし、箱の内容物が重い場合や、何らかの理由で箱が正しく閉じない場合には、テープを使用して箱を補強することは珍しくありません。
クロネコヤマトの公式ガイドラインでは、テープの使用が完全に禁止されているわけではないものの、使用には注意が必要とされています。
なぜなら、テープを使用したことで追加料金が発生する可能性があるからです。
テープで箱を大きく補強したり、開閉口以外の部分を固定した場合、その箱は通常の宅急便扱いとなり、追加料金がかかるリスクがあります。
それでも、テープを使って問題なく配送された例もありますが、これは配送センターによって取り扱いが異なるため、一概には言えません。
安全を優先してテープを使わない方法を選択するか、使用する場合でも開閉口を軽く固定する程度にとどめ、確認を営業所で行うことをお勧めします。
テープの使用については、最終的に配送を依頼する営業所に直接確認するのが最も確実な方法です。
営業所によってはテープの使用を認めている場合もありますし、具体的な指示を提供してくれることもあるでしょう。
まとめ
宅急便コンパクトの利用にあたり、クロネコヤマトの公式サイトでは、「著しい変形やふたが閉まっていない場合は、通常の宅急便サイズでの取り扱いとなります」との記載があります。
これは、逆に言えば、箱が大きく変形していなくて、ふたがきちんと閉まっていれば、宅急便コンパクトで送ることができると解釈できます。
実際に、ぎりぎりまで荷物を詰め込んでも、ふたが閉まれば送れるという事例が多数報告されています。
このことから、宅急便コンパクトを使用する際の最も重要な判断基準は、「ふたがしっかりと閉まるかどうか」であることが分かります。
しかし、「著しく変形」するような状態は避けるべきであり、またふたがテープなどで強引に閉じられている場合もNGです。
テープの使用に関しては、基本的には不要ですが、必要に応じて適切に使用することが求められます。
最終的には、ふたが閉まり、箱が適切な状態であれば、宅急便コンパクトでの配送は可能です。
しかし、不安な点があれば、直接ヤマト宅急便の営業所に相談することをお勧めします。
そうすることで、無駄なトラブルを避け、安心して荷物を送ることができます。