「お気に入りのワッペンを洋服やバッグに付けたいけれど、アイロンが使えない…」そんな悩みを持っていませんか?
アイロンが使えない素材や、熱を加えたくない場合でも、ワッペンをしっかり固定する方法はいくつかあります。
この記事では、アイロンなしでワッペンを付ける方法を詳しく解説!
手縫いや接着剤、面ファスナー(マジックテープ)を活用した取り付け方を紹介します。
更に、ワッペンの耐久性を高めるコツや、お勧めのワッペン&取り付けアイテムも紹介しますので、最後まで読めば失敗せずにワッペンを取り付ける方法がわかります。

それでは、さっそく見ていきましょう!
ワッペンをアイロンなしで付ける方法
アイロンを使わずにワッペンを付ける方法はいくつかあります。
其々の方法には長所と短所があるため、自分の用途や取り付ける素材に合った方法を選びましょう。
手縫いでしっかり固定する方法
ワッペンを確実に固定したいなら手縫いがお勧めです。
特に、洗濯を頻繁にする洋服や、摩擦の多いバッグ・帽子などに適しています。
【やり方】
◯縫い針と丈夫な糸(ナイロン糸など)を準備する
◯ワッペンの端を1〜2mm内側から縫い始める
◯ぐるりと一周縫い、最後に玉止めして糸を切る
【ポイント】
◯縫い目を細かくすると強度が増す
◯透明な糸を使うと仕上がりがキレイ
◯フェルト生地のワッペンなら「ブランケットステッチ」もお勧め
布用接着剤を使う方法
アイロンがなくても、布用接着剤を使えばワッペンを貼り付けられます。
接着剤は種類によって強度が異なるため、洗濯可能なものを選ぶのがポイントです。
【やり方】
◯取り付ける生地の汚れを拭き取る
◯ワッペンの裏に薄く接着剤を塗る
◯貼り付けたい場所に置き、しっかり押さえる
◯24時間ほど乾燥させて完成
【ポイント】
◯接着力を高めるため、貼る前に生地を軽く押し付けてなじませる
◯強度を増したい場合は、四隅を軽く縫い留めると最良
◯速乾タイプを選ぶと作業がスムーズ
面ファスナー(マジックテープ)で付ける方法
取り外し可能なワッペンにしたい場合は、面ファスナー(マジックテープ)が便利です。
ジャケットやリュックなど、用途によってワッペンを付け替えたいときにお勧め。
【やり方】
◯面ファスナー(オス・メス)を用意する
◯ワッペンの裏に「オス」、生地側に「メス」を貼り付ける
◯しっかり押さえて固定すれば完了
【ポイント】
◯接着剤付きの面ファスナーなら貼るだけで簡単
◯更に強度を上げたい場合は、ミシンや手縫いで補強
◯ワッペンの交換が簡単なので、複数のデザインを楽しめる
ワッペンを付けるときのポイントと注意点
ワッペンをアイロンなしで付ける場合、方法によって仕上がりや耐久性が変わります。
ここでは、取り付ける際に意識すべきポイントや注意点を解説します。
生地に合った取り付け方法を選ぶ
ワッペンを付ける素材によって、最適な取り付け方法が異なります。
布製品(Tシャツ・トートバッグなど)
手縫い or 布用接着剤がお勧め
ナイロン・ポリエステル素材(リュック・ウインドブレーカーなど)
接着剤 or 面ファスナーが適している
レザーや合皮(ジャケット・靴など)
専用接着剤 or 面ファスナーが有効
取り付けるアイテムや用途に応じて、適切な方法を選びましょう。
洗濯や耐久性を考慮する
ワッペンを長持ちさせるには、洗濯時の耐久性が重要です。
接着剤で貼った場合
洗濯ネットに入れて優しく洗う
手縫いの場合
糸がほつれないようにしっかり縫い止める
面ファスナー使用時
取り外して洗濯することで劣化を防ぐ
また、乾燥機の熱で接着剤が弱くなる可能性があるため、自然乾燥を推奨します。
取り外し可能な方法を選ぶメリット
ワッペンを取り外し可能にするメリットもあります。
◯衣類のデザインを自由に変えられる
◯洗濯時に取り外せるのでダメージを防げる
◯お子さんの成長に合わせてワッペンを付け替えられる
面ファスナーや安全ピンを活用すれば、簡単に取り外しが可能です。
特に、季節ごとに違うデザインのワッペンを楽しみたい場合にお勧め!
ワッペンを長持ちさせるコツ
せっかく付けたワッペンがすぐ剥がれてしまったら、がっかりしますよね。

ここでは、ワッペンを長持ちさせるためのポイントを紹介します。
洗濯時の注意点
ワッペンを長持ちさせるには、洗濯時の工夫が大切です。
ネットに入れて洗濯する
摩擦を防ぎ、剥がれにくくする
手洗いをする
接着剤や縫い目への負担を軽減
乾燥機は避ける
熱で接着剤が弱くなる可能性がある
特に、接着剤で付けた場合は熱や摩擦に弱いため、優しく洗うことがポイントです。
ワッペンが剥がれたときの対処法
万が一ワッペンが剥がれてしまった場合、以下の方法で補修できます。
手縫いで再固定
端の部分だけでも縫い付けると安定する
接着剤を追加で塗る
乾燥させてから貼り直すとしっかり付く
両面テープで応急処置
一時的に固定し、後で縫い直す
特に、剥がれやすい角の部分を重点的に補強すると、再び剥がれるのを防げます。
追加で補強する方法
より強度を高めたい場合、以下の補強テクニックを試してみてください。
縫い付け+接着剤の併用
もっとも強力な固定方法
アイロンが使える生地なら、仕上げに軽く熱を加える
より密着しやすくなる
端を透明なマニキュアでコーティング
糸のほつれを防ぐ
少しの工夫で、ワッペンの耐久性をアップできます!
おすすめのワッペン&取り付けアイテム
ワッペンをアイロンなしで付ける方法を紹介しましたが、選ぶワッペンや取り付けアイテムによって、仕上がりや耐久性が変わります。

ここでは、用途に応じたお勧めのアイテムを紹介します。
手縫い派におすすめの丈夫なワッペン
手縫いでしっかり固定したいなら、縫いやすく丈夫なワッペンを選びましょう。
フェルト製ワッペン
縫いやすく、柔らかい生地にもなじみやすい
刺繍ワッペン
デザインが立体的で、耐久性が高い
パッチワーク風ワッペン
ジーンズやバッグに縫い付けるとおしゃれ
【おすすめポイント】
フェルト製は軽くて縫いやすく、刺繍ワッペンは耐久性があるので、長期間使用するなら刺繍タイプがお勧め!
接着剤で使いやすいワッペン
接着剤で付ける場合は、裏面がフラットなワッペンを選ぶと密着しやすくなります。
PVC(合皮)ワッペン
接着剤の密着度が高く、ツルッとした面に貼りやすい
布製ワッペン(薄手)
軽くて貼りやすく、接着剤がなじみやすい
【お勧めの布用接着剤】
「コニシ ボンド 裁ほう上手」
速乾性があり、強力に接着できる
「Gクリヤー」
ゴム系接着剤で、柔軟性があり剥がれにくい
取り外し可能なワッペンの選び方
ワッペンを気軽に付け替えたい場合は、取り外しが簡単なタイプを選びましょう。
面ファスナー付きワッペン
そのまま貼れるので便利
安全ピン付きワッペン
取り外しが簡単で、穴を開けたくない生地にも最適
マグネット式ワッペン
カバンや帽子に最適
特に、面ファスナー付きワッペンは、ジャケットやリュックなど、用途に応じて付け替えたいときに便利です!
まとめ
ワッペンをアイロンなしで付ける方法には、手縫い・布用接着剤・面ファスナーなど、様々な選択肢があります。
取り付ける生地の種類や用途に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
しっかり固定したいなら「手縫い」
洗濯にも強く、丈夫な仕上がり
簡単に貼り付けたいなら「布用接着剤」
縫わずに手軽に装着可能
取り外し可能にしたいなら「面ファスナー」
付け替えが自由で便利
更に、ワッペンを長持ちさせるには、洗濯時の注意や補強方法も重要です。
特に、接着剤で貼った場合はネットに入れて優しく洗う、手縫いならほつれ防止の工夫をすることで、より長く使えます。
ワッペンをうまく活用すれば、洋服やバッグをオリジナルデザインにアレンジできます。
是非、自分に合った取り付け方法を試して、お気に入りのワッペンを楽しんでください!
但し、この記事の情報はあくまで一般的なガイドラインであり、特定のワッペンや生地によっては異なる方法が必要になる場合もあることに注意が必要です。
また、接着剤や面ファスナーの使用は、生地やワッペンの種類によっては適さない場合もあります。