幼稚園に入園する際、上履きに名前を書く作業は避けて通れないものです。
消えにくい方法やペン以外での名前の書き方、最適な位置選びなど、色々と悩むポイントがありますよね。
名前がすぐに消えてしまうのも困りものです。
この記事では、上履きに名前を書く際のポイントを紹介するので、是非参考にしてください。
上履きに名前を「にじませずに」上手に書くコツ
上履きに名前を書くとき、多くの方がまず考えるのは「ペンで直接書く」という方法です。
しかし、この方法だとインクがにじんでしまうことがあります。
そこで、にじませないための様々なテクニックをいくつかご紹介します。
水を使ってにじまない名前書き
上履きを少し湿らせるだけで、油性ペンでの名前書きがスムーズに行えます。
この方法なら、インクのにじみを防ぐことができます。
霧吹きで軽く水を吹きかけると便利です。
霧吹きは100円ショップで手軽に入手可能です。
ヘアスプレーで下準備をしてから名前を書く
上履きにヘアスプレーを吹きかけた後、完全に乾かしましょう。
乾燥後、油性ペンで名前を書くと、にじみにくくなります。
使用するヘアスプレーには「コポリマー」という成分が含まれているかを確認してください。
成分が含まれていないものもありますので、購入前にはしっかりと確認が必要です。
白チョークで布をコーティングしてから名前を書く
黒板に使う白チョークを上履きに塗ることで、布がコーティングされ、インクのにじみを防げます。
チョークで軽く塗った後に油性ペンで名前を書くと、クリアな文字が長持ちします。
デコパージュ専用液でしっかり保護してから書く
布専用のデコパージュ液を筆で塗り、しっかり乾かします。
その後、油性ペンで名前を書き、さらにデコパージュ用のトップコートを重ねると、名前が消えにくくなります。
これらの材料は100均でも手に入りますので、セリアやダイソーで探してみてください。
にじみにくい布専用ペン「タフウォッシュ」の使用
布専用のペンとして「タフウォッシュ」がお勧めです。
このペンはにじみにくく、洗濯をしても色褪せないため、非常に便利です。
PILOT製の布書きペン「タフウォッシュ」を使用すれば、繰り返し書き直す手間も省けます。
名前を書かずに済む便利グッズも!
筆記に自信がない方や、手書きを避けたい方にとって、上履きに名前を書かずに済むグッズは非常に便利です。
お名前スタンプやアイロンシール、くつデコなど、手軽に使用できるアイテムが豊富にあります。
特に、上履き専用に使う場合は、お名前スタンプよりもシールやくつデコの方が手軽かもしれません。
お名前スタンプで簡単ラベリング
お名前スタンプは、入園準備にとても便利です。
これらのスタンプセットは、インターネットで購入可能で、さまざまなサイズがあり、布用のインクが付属しています。
にじみにくく洗濯後も文字が残るため、上履きだけでなく様々なアイテムに使用できるため、一度の投資で長期間利用することができます。
アイロンタイプのお名前シールで簡単装着
アイロンで簡単に取り付けることができる「お名前シール」は、上履きにも使用できます。
ただし、ゴムの部分にシールを貼ると伸縮性が失われてしまうため、避けた方が良いでしょう。
このシールを利用すれば、筆記具を使わずに名前を付けることが可能です。
くつデコで目印としても機能的
「くつデコ」は、視覚的にも魅力的で、名前が読めない小さな子どもでも自分の靴を簡単に識別できるようにする便利なアイテムです。
ゴムを使ってかかとのタグに取り付ける方法は、見た目が可愛く、機能性も高いです。
上履きに名前を書く場所の選び方
名前を書く具体的な場所
多くの場合、幼稚園や保育園から「名前をどこに書くか」について具体的な指示があります。
指示がない場合は、自分の子どもが容易に見つけられるように、また他の子と間違えないように、視認性の高い場所に書くことが推奨されます。
一般的に名前の書かれる場所としては、かかとや甲の部分が多く見られます。
かかとに名前を書く
上履きのかかとに名前を書く方法は、下駄箱に収納された際に見やすいという利点があります。
この位置に書くことで、子供が自分の上履きをすぐに見つけることができ、迷子になる心配も減ります。
甲の部分に名前を書く
上履きの甲の部分に名前を書くと、靴を脱いだ状態で並べられた際に他の人が認識しやすくなります。
特に集団の中で迅速に自分の靴を見つける必要がある場合、この部分に名前を書くと便利です。
名前を書く向きの選び方
名前を書く向きは、書く場所によって異なります。
かかとの部分には、縫い目を利用して縦書きまたは横書きが選択できます。
甲の部分では、靴を履いた時に自分で読める方向で書くことが多いですが、園の活動によっては他の人にも読みやすい向きで書くことが求められることもあります。
各幼稚園の方針や他の保護者の実例を参考に、最適な向きを選ぶと良いでしょう。
まとめ
上履きに名前を書く際は、にじまない方法や簡単にできるテクニックを活用することが大切です。
水で濡らす、ヘアスプレーを使用する、白チョークでコーティングする、デコパージュ液を使う、専用ペンを使用するなど、様々な方法があります。
また、自分で書くのが苦手な場合は、お名前スタンプやシールを使うのも一つの選択肢です。
名前を書く場所や向きも、園の指示に従うか、一般的な見易さを考慮して選びましょう。